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 週末は非常に寒くな、横殴りの雪が降る所もありました。東京の神宮外苑前はイチョウ並木に多くの人が集まり車道に飛び出しての撮影、混雑する歩道を電動スーツケースで移動するというような迷惑行為が見られました。

■トンネルを抜けると…雨が雪に気色一変

雪景色 この記事の写真

 車から見える村は、すっかり雪景色に。福島県北塩原村では、見渡す限り銀世界となりました。

道の駅裏磐梯のスタッフ
「本格的に降ったのはきょう(23日)が初めて」

 雪は、東北だけではなく関東でも見られました。

撮影者
「一気にぼーっと降ってきた」 雪見風呂

 標高1800メートルほどにある群馬県万座温泉。1週間前はまだ雪がちらつく程度だった温泉も、23日の雪ですっかり雪見風呂になりました。

日進館 宮田まいみ女将
「11月に入ってから、ぽつぽつと雪が多く降り始めて。きょう(23日)がとにかく(雪が)一番降っているという印象ですね」 北陸や東北の日本海側では断続的に雪に

 列島の上空に強い寒気が流れ込み、この週末、北陸や東北の日本海側では断続的に雪となりました。

トンネルを抜けると雪

 紅葉で染まる山々。トンネルを抜けるとわずか数分で雨が雪に変わり景色が一変します。

 冬型の気圧配置の影響で東日本から北日本の日本海側では、北風が強まり、佐渡では最大瞬間風速が25メートルを超えました。

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■黄金色のイチョウ並木に観光客殺到

■黄金色のイチョウ並木に観光客殺到

イチョウ並木に大勢の人

 週末の寒さで紅葉が進んだ神宮外苑のイチョウ並木。見頃を迎え、大勢の人が訪れました。

イチョウを見に来た人
「きれいです」
「一番きれいだなって。時期もめっちゃ良かったなって」 イチョウを見に来た家族
「毎年イチョウ並木を見に来ていて。(私が)生まれた時から来ているらしくて、三十何回目」
「(見物客が)毎年増えていっている感じしますね」
「人気なんですね。きっとね」 外国人の姿も

 黄金色に染まった景色を一目見ようと、多くの外国人の姿も見られます。

香港からの観光客
「ネットでイチョウ並木の情報をたくさん見ました。とてもきれいです」

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■絶景イチョウ並木 赤信号の車道でスマホ撮影

■絶景イチョウ並木 赤信号の車道でスマホ撮影

横断歩道で写真撮影

 ベストショットを狙おうと、多くの人が横断歩道で立ち止まり、イチョウ並木にカメラを向けます。なかには横断歩道を外れて道路の真ん中で写真を撮っている人もいます。

 別の横断歩道でも、赤信号に変わってもかなり多くの人々が横断歩道上で写真撮影を続けます。

警備アナウンス
「横断歩道上内、立ち止まっての写真の撮影は大変危険ですので、お控えください」 赤信号にもかかわらずひざをついて写真撮影

 赤信号にもかかわらず、ひざをついて写真撮影しています。クラクションも鳴っています。

 撮影を続ける人たちのすぐそばを車が通り過ぎていきます。女性が横断歩道上に取り残されて、歩道のどちらにも行けません。

車道を占拠

 さらに、イチョウ並木の中央付近では、多くの人が車道を占拠して撮影を行っていました。

車は中央線を越えて反対車線を走る

 手前の2車線に人があふれ通れないため、車は中央線を越えて反対車線を走っていきます。

1車線をふさいだその前で写真撮影をする外国人観光客

 駐車禁止のイチョウ並木に観光バスが横付けされると、バスが1車線をふさいだその前で写真撮影をする何組もの外国人観光客。バス1台が停車すると、その前にも次々と車が停車していきます。

ポーズを決める外国人観光客

 イチョウをバックに優雅に傘を差して、ポーズを決める外国人観光客もいます。

 車道で写真撮影していた人は次のように話しました。

台湾から来た観光客
「多くの人が車道にいたので、車道での撮影は大丈夫かと思いました。赤いコーンが置いてあるので、その内側は歩いていいかなと思ったのです」 多くの人が車道で写真撮影

 駐車禁止の赤いコーンの内側は歩いていいと勘違いしたのか、多くの人が車道で写真撮影を続けます。

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■車道立ち入りや電動スーツケース 警察注意も…

■車道立ち入りや電動スーツケース 警察注意も…

迷惑行為が横行

 23日から、神宮外苑ではライトアップに伴い歩行者天国を実施。歩行者天国になる前の車道では迷惑行為が横行しました。

警備員
「ルールを守れない場合は警察に110番通報いたします」

 増え続けるルール違反者に警備員の対応も厳しくなります。

「警察呼びますよ!」 警備員
「どいてください!警察呼びますよ!本当に!!どかないと警察呼びますよ!」 電動スーツケースで混雑する歩道を移動する人が

 それでも意に返さない観光客。迷惑行為は他にも。公道での走行が認められていない電動スーツケースで混雑する歩道を移動する人が…。スイスイと人の合間を縫っていくように進んでいきます。

フィリピンからの観光客
「(Q.実はこれダメなんですが)ごめんなさい、分からないからね」 立ち入り禁止内に侵入

 さらに、2人の男性がいるのは立ち入り禁止と書かれている植え込みの中。すると、ダンス動画を撮影。時折、笑顔をのぞかせます。

 交通規制の時間が近付くにつれ迷惑行為は徐々にエスカレート。立ち入り禁止のテープがあるにもかかわらず車道の方へ出ていきます。

警察「目の前の人聞いてますか!」 警察
「車道に出ないでください。まだ車通りますからね。車道には出ないでください」
「目の前の人聞いてますか!車道に出ての写真撮影はやめてください」 注意されてもお構いなし

 ついに警察も出動。車道に出ている人に歩道へ戻るよう促します。それでも、注意されてもお構いなし。すぐさま写真撮影を再開します。

警備員
「車まだ通りますよ!歩行者天国なってないのであけてください!車道ですよ!」

 そして、車両規制が始まった時にはすでに道路の上は人で埋め尽くされていました。

■イチョウ並木ライトアップ「寒さは我慢」

イチョウ並木がライトアップ

 日が沈むと、イチョウ並木がライトアップ。日中とは違った幻想的な雰囲気に。

イチョウを見に来た人
「めちゃくちゃきれいです。すごく驚きました。来た瞬間にもう、めっちゃきれい!ってなりました」 「(寒さは)我慢してます」 20代 女性
「ライトアップがやっぱりきれいだったからこの時間にしました」
「(Q.寒くないですか?)ちょっと寒いですね。寒いけど(服は)可愛さ重視で。秋っぽく選んじゃって」
「(寒さは)我慢してます」

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■寒中花火大会 毛布にダウン、モツ煮は売り切れ

■寒中花火大会 毛布にダウン、モツ煮は売り切れ

「習志野花火大会2024」

 習志野市制施行70周年を記念して開催された「習志野花火大会2024」。全席有料の観覧エリアは、打ち上げ1時間半前から既に待機する人が。会場内には行列もできています。

毛布を持ってくる人も

 花火会場は海に面した公園。ダウンを着て暖を取ったり、中には毛布を持ってくる人もいます。

観客
「(Q.寒くないですか?)寒いです」
「(Q.今どれくらい着ている?)今4枚重ね着しています」 おでんやモツ煮を売る屋台が大人気

 そんななか、温かいおでんやモツ煮を売る屋台が大人気です。

店員
「いらっしゃいませ、どうぞ。寒い中、モツ煮いかがでしょうかー!」 モツ煮を買った人
「温まります。寒かったので」 店員
「200人前くらい用意しています」

 しかし打ち上げ1時間前には…。

モツ煮は売り切れ 店員
「モツ煮終了しました。ごめんなさ〜い」
「完売しました!」
「寒いのでモツ煮は売れます」

 冷え込みが強まるなか、ついに…!

花火大会開始

 花火が上がるなか、手元の気温は一ケタになりました。

観客
「寒いけど楽しい!」

 毛布にくるまって花火を見る男の子もいます。

父親
「きれいだね」 花火もフィナーレへ

 夜空を彩る1万発の花火もいよいよフィナーレへ。

観客
「楽しかったでーす!いい思い出ができたと思います」
「上下ヒートテック着てるのに寒いです。でも多分、その分夏よりは空気が透き通ってるのかな、冬の方が」

(「羽鳥慎一 モーニングショー」2024年11月25日放送分より)

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