都道府県の公安委員を集めた「全国公安委員会連絡会議」が25日、東京都内で開かれた。警察庁の露木康浩長官はあいさつで、首都圏で相次ぐ強盗など「匿名・流動型犯罪グループ(匿流)」による事件について「最重要課題と言ってもいいような状況。中核的人物の検挙、犯罪収益の剥奪による資金源の遮断など戦略的な取り組みを実施する」と述べた。

 一連の強盗事件では交流サイト(SNS)上の闇バイト募集に応じ、実行役として加担するケースが目立つ。坂井学国家公安委員長は、警察が犯罪に関わろうとする人に「効果的な呼びかけ、適切な保護に取り組むことが重要」と強調した。

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