長野県内の自宅で当時9歳の息子の口をふさぎ、手足を縛り柵内に閉じ込めたなどとして、逮捕監禁の罪に問われた母親(28)と父親(34)に長野地裁上田支部は25日、懲役2年6月(求刑懲役4年)の判決を言い渡した。
川辺朝隆裁判官は判決理由で、両手両足を縛り柵内に閉じ込め、行為をエスカレートさせたとし「行為態様も悪質だ」と指摘。息子を守る立場にありながら、息子の寝相などが父親の安眠の妨げになるため犯行に及んだとし「動機経緯に酌量の余地はない」と述べた。
その上で犯行や経緯の重さを踏まえ、実刑に処すべきだと判断した。
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