新潟市南区の元看護師、渡辺健 被告(31)は3年前、自宅で29歳の妻と1歳の長女の首をロープで絞めて殺害したとして殺人の罪に問われたほか、この事件の前にも、妻にひそかに睡眠薬を飲ませたのに車を運転しようとするのを止めなかったなどとして殺人未遂や殺人予備の罪などにも問われていました。

22日の判決で新潟地方裁判所の小林謙介 裁判長は、いずれの罪についても成立すると認めました。

判決文の中で裁判長は「事前にロープを購入するなど犯行は計画的であり、殺害後は妻が娘と無理心中をしたと見せかけるため偽装工作も行っていた。不倫相手との仲が深まったからという動機は自己中心的で身勝手であり、刑事責任は極めて重大だ」と指摘し、検察の求刑どおり無期懲役を言い渡しました。

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