「十勝ワイン」のブランドで知られる産地の池田町では、円安などで輸入ワインの価格が高騰する中、国産ワインの需要を見込み、おととしから「ボージョレ・ヌーボー」の販売解禁日と同じ日に新酒を売り出しています。
音更町のスーパーにある特設コーナーでは21日朝、ボージョレ・ヌーボーとともに池田町でことし秋に収穫されたブドウから造られた赤と白の2種類の新酒が並べられました。
価格は税抜きで、赤、白ともにフルボトルで1500円と、ボージョレ・ヌーボーのハーフボトルよりも500円近く安いということで、多くの人が買い求めていました。
友人のために赤の新酒を選んだ釧路市の70代の女性は「手ごろな価格だと思います。新しいワインなので友人も喜ぶと思います」と話していました。
スーパーの石田晴久店長は「輸入ワインの売り上げが年々、落ち込む中で十勝ワインは好評なので売り場を拡大しました。ワインといえば輸入のイメージですが十勝のワインもおいしいので多くの人に飲んでいただきたいです」と話していました。
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