これは21日、熊本市の公益財団法人「熊本県暴力追放運動推進センター」が明らかにしました。

それによりますと、今月15日、男性職員が職場のパソコンでホームページを閲覧していたところ、「お使いのコンピューターは無効になっています」という警告が突然、表示されたということです。

職員が画面に表示された番号に電話をかけると、サポートセンターを名乗る人物が対応し、指示どおりに操作すると遠隔操作に切り替わったため、不審に感じてパソコンの電源を切り、インターネット回線を遮断したということです。

このパソコンには、相談者のべおよそ2500人分の相談内容のほか、住所や氏名、電話番号などの個人情報が保存されていましたが、これまでのところ、情報の流出や被害は確認されていないということです。

センターでは、情報が流出した可能性が否定できないため対象者には順次、謝罪しているということで「自宅に不審な電話がかかるなど異変を感じたらセンターに連絡してほしい」と話しています。

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