育児休業の規則に基づき業務の制限を申し出たところ、一方的に降格や転籍をさせられたのは不当で「パタニティー(父性)ハラスメント」に当たるとして、オルゴール販売店に勤める京都市の30代男性が20日、親会社のオルゴール堂ホールディングス(北海道小樽市)を相手取り地位確認と慰謝料の支払いを求めて京都地裁に提訴した。
訴状などによると、男性は2010年に入社。営業部の次長だった22年、妻の育児などのため宿泊を伴う出張業務の制限を申し出た直後、上司から降格を予告された。
男性は京都市で記者会見し「一連のハラスメント行為はとてもつらい経験になってしまった」と語った。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。