愛媛県宇和島市が取り組む伊達博物館の建替工事の事業を巡り、事前に必要な発掘調査が行われていないとして、地元の住民が入札の手続きの中止を求め松山地裁へ18日に訴えを起こしました。
宇和島市を相手に訴えを起こしたのは、「伊達博物館建替事業の見直しを求める宇和島市民の会」に所属する市内の男性です。
訴えによりますと、宇和島市が取り組む伊達博物館の建替工事の事業では、計画の段階から必要な発掘調査が行われてないとして、入札の手続きなどの中止を求めています。
原告の男性:
「文化財を後世に伝えていきたいという歴史博物館を建てたいのに、文化財保護法に書かれている文章が無視されているのが合点がいかない」
伊達博物館の建て替え工事を巡っては、これまでに入札が2度行われているものの応札者がおらず、市がオープンを1年ずらすなどの対応を取っています。
宇和島市の岡原文彰市長は「訴状が届いてないのでコメントできない」としています。
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