16日午後10時50分ごろ、大阪市天王寺区茶臼山町のホテルの客室で「男性が亡くなっている」と従業員から110番通報があった。男性はベッド脇に倒れており、その場で死亡が確認された。首や腹にあざがあったという。大阪府警によると、男性といっしょに入室した人物が1人でホテルを出る姿が目撃されており、何らかの事情を知っているとみて行方を捜査している。

 天王寺署によると、亡くなった男性は30~40代とみられる。2階客室内で下着姿で仰向けに倒れ、両手足には革製の拘束具がつけられた状態だったという。司法解剖で詳しい死因などを調べる。

 亡くなった男性は同日午後7時ごろ、男性とみられる人物と2人で入室。約1時間後、この人物だけがホテルから出るのを従業員が目撃したという。退室予定の午後10時ごろになっても部屋から出てこなかったため、従業員が訪れたところ、倒れている男性を発見した。(小島弘之)

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