逮捕されたのはイギリス人で、住居・職業不詳のジョー・クポト容疑者(40)です。
警視庁によりますと、去年10月、東京 千代田区のレストランで、金の粒およそ1キロの取り引きを装って、商談相手の男性に用意させた現金1300万円をメモ帳とすり替えて盗んだ疑いが持たれています。
商談の場では、容疑者が「現金をいったん確認させてほしい」などと言って、紙袋に入った紙幣をテーブルの下で数えるふりをして男性が目を離したすきにすり替えたとみられています。
その後、男性が席を立って金の粒を鑑定に持ち込んだところ偽物だと分かりましたが、容疑者はすでにレストランから立ち去っていたということです。
調べに対し容疑を否認しているということです。
都内では去年からことしにかけて、外国人とみられるグループが金の取り引きを装い、商談中に現金を盗む事件が相次いでいて、警視庁が関連についても捜査しています。
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