外注先から製造費用を水増し請求させて損害を与えたとして、神奈川県警は14日、会社法違反(特別背任)の疑いで、ナットなどの製造・販売会社「東京衡機エンジニアリング」(相模原市)の元社長平田真一郎容疑者(51)と、外注先だった金属部品製造会社代表取締役東尾博充容疑者(48)を逮捕したと明らかにした。

 県警によると、水増し分の一部は平田容疑者が遊興費などに使っていたとみて捜査している。

 逮捕容疑は、平田容疑者が社長だった2023年2月1日ごろ~4月1日ごろ、東尾容疑者に3回にわたって人件費や薬品代などを水増しして請求させ、東京衡機エンジニアリングに約1100万円の損害を与えた疑い。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。