大阪府庁で取材に応じる吉村洋文知事=1日午後

 2025年大阪・関西万博の運営を担うボランティアの募集状況について、日本国際博覧会協会と大阪府、大阪市は1日、約2万人の目標を大きく上回る5万5222人(速報値)から応募があったと明らかにした。応募多数の場合は抽選としていた当初方針を転換し、参加人数を増やす方向で調整する。

 ユニホームの準備や交通費支給をはじめ、費用が課題となる。吉村府知事は府庁で記者団に「万博を成功させたいと応募してくれた人の思いを受け止めたい。一人でも多くの人に参加してほしい」と強調。最終的な参加人数は今後検討するとした。

 ボランティアは会場内の来場者サポートや清掃、主要駅・空港での交通、観光案内が中心。

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