国土交通省は、道の駅にトイレやシャワーなどの機能を備えたコンテナを増やそうと、設置指針を策定した。トラックに積んだり、けん引したりして別の場所へ速やかに移動でき、能登半島地震の被災者支援でも活用された。平常時は道の駅利用者に開放することで施設のサービスを向上しつつ、防災時の役割を強化する。
指針は「甚大な被害を及ぼす災害は広域での機動的な支援が重要」と指摘。自治体や民間事業者にコンテナ導入の検討を促している。
コンテナによっては太陽光発電が可能で停電中も使える。シャワー用の場合は浄水器、ボイラー、発電機を装備。普段はトラック運転手や観光客らに提供し、災害時は被災地に運ぶ。
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