政府は25日、9月に石川県能登地方を襲った記録的な豪雨と、8月末から九州や東海地方などで大雨や突風被害をもたらした台風10号を激甚災害に指定すると閣議決定した。自治体は限定しない。農地などの復旧事業に対する国の補助率を引き上げ、迅速な復旧を支援する。
能登豪雨、台風10号で特に被害が大きかった自治体は「局地激甚災害」にも指定。石川県輪島市には中小企業の再建、台風に見舞われた宮崎県美郷町と椎葉村には道路など公共土木施設の復旧に向けた支援を手厚くする。
激甚災害は、インフラや農業施設などの被害額が一定基準を超えた場合に政府が指定する。
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