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 激しい寒暖差で体調を崩している人も増えているということで、日本橋中央整骨院の田代貴大院長に簡単な対策を聞きました。

■寒暖差対策のカギは「足と肩」

 田代さんによりますと、ポイントは「足」と「肩」。どういうことでしょうか?

田代さん:
足と肩が冷えてしまうと、体にさまざまな不調を訴える人が多いです。
足は、心臓から一番遠いところにあります。なので足が冷えると、その足から冷たい血液が全身を巡ってしまい、ところどころに硬さが生じてしまいます。
肩は、寒くて縮こまったりする人もいると思いますが、そうすると肩甲骨が外側を向いてしまい、そこで固定されてしまいます。固まってしまうと、首や肩、頭痛につながる人が多くなります。

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■足の対策は「足湯」 より手軽な対策は?

■足の対策は「足湯」 より手軽な対策は?

 対策は「足と肩を冷やさない」ということで、まずは「足」の対策から見ていきます。

田代さん:
おすすめは「足湯」です。
お風呂で髪を洗ったりしている時に足が冷えることが多いと思います。そういう時に温めると全身のリラックス効果も含まれますし(危なくないように片足ずつもおすすめ)、副交感神経が優位になることで血管が拡張していろいろなところに血液を循環することができます。それによって老廃物などが除去されることがあるので、肩こりやいろいろな不調に役立ちます。シャワーする時も足湯したほうがいいです。
温度は、普段のお風呂より少し高めでも問題ないです。
できればテレビを見ている時も、バケツなどでいいのでやると良いかなと思います。  足湯も簡単にできそうですが、より手軽にできる対策もあります。 田代さん:
普段から裸足で生活をしない。スリッパを履くだけでも、かなり有用かなと思います。
さらに足の指の運動。足の指をグーパーしたり、曲げ伸ばしするだけでも効果はあります。
靴下をはいたままでも大丈夫ですが、靴下は圧迫してしまう可能性があるので、できれば緩めの靴下を選択するのが良いと思います。

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■すぐできる!肩のストレッチ

■すぐできる!肩のストレッチ

 「肩」の対策も見ていきます。肩に関しては、おすすめのストレッチがあります。

−肩のストレッチ
(1)手のひらで肩を触る
(2)そのままひじを上にあげる
(3)外(=後ろ)に開く ※肩甲骨を寄せるイメージ
(4)そのまま下に下げ、最初に戻る 田代さん:
ストレッチのスピードはゆっくりで構いません。呼吸は止めないようにしてください。

 ストレッチは一日に何回やったほうがいいのでしょうか?

田代さん:
硬い人もいると思うので、最初は3回ぐらいを目安にしてもらい、慣れてきたら10回ほどやってもらえればと思います。

 こうした“ひと手間”が大事ということですね。

田代さん:
寒暖差で不調を訴える人がいますので、自律神経を整えるためにも肩甲骨をしっかり回して、温めを目標としてもらえればと思います。

(スーパーJチャンネル「newsのハテナ」2024年10月22日放送)

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