また、高齢者の住宅が被害に遭いました。千葉県の住宅で金庫が荒らされ、現場には粘着テープやハンマーが残されていました。
犯行グループに狙われる家と狙われない家、その境界線はどこにあるのでしょうか。
■千葉でまた…住宅窃盗事件
一連の事件との関連はあるのでしょうか。関東でまた起きました。現場は千葉・市川市。この家に住む72歳の女性から通報があったのは、17日午前7時ごろのこと。
110番通報「玄関が開けられ室内が荒らされている」
捜査関係者によると、1階の窓ガラスが割れていて、室内にあった金庫などが物色された跡があるということです。
現場にはハンマーや粘着テープが残されていました。
「捜査関係者によりますと、財布の中の現金や家の車がなくなっているということです」 近隣住民
「2人住んでいる感じ。女性の方は何回か見かけた、防犯カメラ確認させてくださいと」
「(Q.水道工事などの勧誘が来ることは?)しょっちゅうあります」
警察は、何者かが盗みの目的で住宅に侵入したとして、被害の詳しい状況を捜査しています。
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■犯人の足取り 「駅からタクシーで」証言■犯人の足取り 「駅からタクシーで」証言
17日、千葉・市川市で起きた窃盗事件。
16日にもその現場から車で40分ほど離れた千葉県内の白井市では、16日、強盗致傷事件が起きたばかりです。
千葉・白井市の住宅に男らが押し入り、住人の70代と40代の母娘2人を粘着テープで縛るなどして暴行を加えました。この現場でも現金や車を奪って逃走しました。 社会部・山下脩記者
「地元のタクシー運転手によりますと、不審な男を西白井駅から現場近くのコンビニまで乗せたということです」 不審な男を乗せたタクシー運転手
「ちょうどこのタクシー乗り場で、夜11時半くらいに上下黒の人が乗って、スマホをかざして、ここまで行ってくれと。車内でキャップとマスクをしはじめたという感じ、たぶん20代くらい。1人」 不審な男らは、近くのコンビニで粘着テープを購入したことが分かりました。
男らは、現金およそ20万円と車を奪い逃走。その後、再びコンビニに姿を見せ、店員にこう話します。
不審な男「横浜に行くからタクシーを呼びたい」
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■狙われる家と狙われない家 境界線は?■狙われる家と狙われない家 境界線は?
関連は分かっていませんが、16日、横浜市青葉区の住宅で男性が殺害される事件が起きています。 関東で相次ぐ強盗や窃盗など、狙われる家と狙われない家。その境界線はどこにあるのでしょうか。 社会部 警視庁担当 石塚翔デスク「一連の事件で被害に遭った住宅の共通点をみると、第一に塀や木など死角がある家、第二に犯行が行われる時間帯、深夜未明に人通りが少ない家」
「狙われない家の条件は、防犯カメラがあったり犬がいたり、窓が二重だったり防犯設備がしっかりしている家」 「お金がありそうと察知されれば、そのまま踏み込まれてしまう場合もある。例えば、訪問販売を装った電話で『最近、配偶者が亡くなった』『家に現金を保管している』という話を世間話のようにしてしまえば、その話すらもすぐにリストアップされてしまう」
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