2

 19日の夕方、東京都内ではゲリラ雷雨が発生し、巨大なひょうも降りました。神奈川県相模原市では、下水道工事をしていた作業員2人が急な増水によって流され、行方不明になっています。

■撮影開始から40秒…突然、嵐のような雨と風に

 激しい雨と風に見舞われた東京・八王子。ゴミ箱やトタンまでもが吹き飛ばされています。  別の男性は、天気が急変する様子を撮影していました。遠くの空に不穏な雲を見つけて、カメラを向けた男性。この時点でまだ雨は降っていません。  ところが、近づいてきた雨雲があっという間に空一面を覆います。撮影開始からわずか40秒。突然、嵐のような雨と風に襲われます。

 あまりの激しさに男性は身の危険を感じてその場を離れ、車の中に避難しました。

撮影者
「建物の中に入ろうと思ったんですが、もう鍵も出せる状態でもなく、入れる状態じゃなかった。横からシャワーを当てるぐらいの雨と風だった」

 八王子を襲ったのは、雨や風だけではありません。

 ひょうが容赦なく降り注ぎ、車のフロントガラスにはたくさんのヒビが入りました。  驚くべきは、その大きさです。中には、5センチはあろうかという大粒のひょうもありました。八王子では午後4時までの一時間に、28ミリの強い雨を観測しました。

次のページは

■相模原市では…猛烈な風と横殴りの雨

■相模原市では…猛烈な風と横殴りの雨

 東京の多摩地方で発生した雨雲は、その後、発達しながら神奈川方面に移動。相模原市では、猛烈な風と激しく打ち付ける横殴りの雨が降りました。  消防によりますと、午後4時半頃に下水道工事をしていた男性作業員2人が流されました。猛烈な雨の影響で、急激に水量が増したということです。

 当時、現場上空では積乱雲が発達し、1時間に33ミリの激しい雨を観測していました。

(「グッド!モーニング」2024年9月20日放送分より)

テレ朝天気

この記事の写真を見る
・ゲリラ雷雨でなぜ停電する? 雷の電圧は“1億ボルト”…復旧に時間差がある理由・100年以上“猛暑日知らずの街”今年も「エアコンは使っていない」移住の相談は約2倍 さらに、夏でもサウナが味わえる“涼しい街”も・「川に白い水が流れている」で発覚 38年間トイレなどの汚水垂れ流し・日本人初「むち打ち刑」20回確定 元美容師の男が上訴せず シンガポール・給食の「かきたま汁」の“皿”に触れ 卵アレルギーの児童を救急搬送

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。