都道府県が土地の価値を調べる「地価調査」の結果が9月17日、公表されました。愛知県内の平均変動率は、住宅地・商業地いずれも4年連続で上昇しました。

 愛知県内の平均変動率は、鉄道や高速道路の利用で名古屋や西三河地方にもアクセスがいい「大府市」が、住宅地・商業地ともに1位となりました。

 三重県では、アフターコロナで飲食店の客足が戻ったことなどから、商業地で33年ぶりに上昇しました。駅前で再開発が進む近鉄四日市駅周辺では、県内トップのプラス5.6%でした。

 岐阜県では、観光需要が回復する高山市の地点が全体を押し上げ商業地で32年ぶりに上昇となりましたが、岐阜市・柳ケ瀬商店街の一角で県内最大となる4.7%の下落となりました。岐阜高島屋の閉店が要因とみられています。

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