三重県鈴鹿市で去年5月、妻を殺害してカバンを奪った強盗殺人などの罪に問われている夫や長女ら3人の初公判が9月17日、津地裁で開かれました。3人は起訴内容を否認しました。

 ブラジル国籍のプラテス・アルメイダ・デメルソン被告(50)は去年5月、長女の内縁の夫・ハコザキ・ルカス・ハルユキ被告(24)と共謀し、妻・ロゼリさん(当時46)を斧で切り付けて殺害し、財布などが入ったカバンを奪った罪に問われています。

 17日の初公判で、2人はいずれも「殺意はなく、殺害の実行役は自分ではない」と起訴内容を否認しました。

 また、見張りをするなど犯行の手助けをした強盗殺人ほう助の罪に問われている長女は「2人が犯罪をするとは知らなかった」などと無罪を主張しました。

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