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 大阪市の下水処理施設で突然大きな爆発が起き、4人がけがをしました。

■車は横転 マンションのガラス割れる

 爆発の瞬間を捉えた映像では、爆発音とともに建物の屋根からは大きな炎が上がりました。窓ガラスは吹き飛び、そこからも激しい炎が噴き出しています。  別の場所から撮られた映像では、火がかなりの高さまで上がっているのが分かります。  12日正午ごろ、大阪市内にある下水処理施設で通行人から「爆発した」と通報がありました。 撮影した人
「突然ぶつかるような音がしたので、ベランダに出たら火が出ていて、少し収まったかと思い撮影したらすぐに爆発し、ガラスなどが飛び散ったため、すぐ避難しました」  直後の現場では、激しい煙が建物から立ち上っていました。この大きな爆発には前兆があったようです。 周辺の住民
「(爆発は)2回だと思う。はじめ軽いのがドーンって感じで地響きはしたけど、2回目は2分くらいしてからボーンって。それで外出た時『えっ?』と思って、ガラスが飛んでいるから」  建物の近くでは車が横転。吹き飛んだドアがぶつかりフェンスがゆがんでいます。  影響は向かいのマンションにも及び、ベランダのガラスが割れるなどの被害が出ました。

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■汚水から可燃性ガス発生か 過去にも…

■汚水から可燃性ガス発生か 過去にも…

 施設では当時、臭いを防ぐためにマンホールの隙間をふさぐ作業が行われていました。  市の担当者は、汚水に含まれる何らかの物質が原因で可燃性のガスが発生し、爆発した可能性があると説明しています。 元小田原市消防本部職員
永山政弘さん
「雨水とか下水とかをためる施設は、いろいろなガスが自然に発生する可能性がある。メタンガスと言われているものと硫化水素ガスというもので、いずれも爆発する危険がある。よくマンホールの中で発生して中毒や爆発を起こす事例もある。それに似たようなことが起きたということが考えられる」

 この影響で4人がけがをしましたが、いずれも軽傷です。

(「グッド!モーニング」2024年9月13日放送分より)

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