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 異例の猛暑で、私たちの食卓にも影響が出ています。色々な野菜の価格が高くなっています。この値上がりを乗り切るためにはどうすればいいのでしょうか?

 東京・練馬区にあるスーパー「アキダイ」の秋葉弘道社長に聞いたところ、「特に葉物野菜が高い」ということです。

■葉物野菜の価格が、3割〜7割高

 まずは、値段を見ていきます。

 ホウレンソウは例年1袋198円ですが、きょう(10日)は250円となっていて約3割高くなっています。

 続いてハクサイです。4分の1のサイズで例年は88円ですが、きょう(10日)は138円と約6割高くなっています。

 レタスは例年1玉150円ですが、きょう(10日)は250円と100円も高くなっていて約7割の上昇です。

 どの野菜もおかずやサラダに使うものですから、なかなか厳しいですね。

■葉物野菜 高騰の理由は?

 では、なぜ葉物野菜が高騰しているのでしょうか。

 秋葉社長によりますと「葉物野菜は暑さに弱い」そうで、気温が高くなり過ぎると光合成能力が低下し、栄養供給が滞ってうまく育たなくなるといいます。

 さらに気温が35℃を超えると、葉っぱが溶けたり変色してしまったりします。

 そのため、猛暑で価格が影響を受けてしまうのです。

 秋葉社長は、「葉物野菜は涼しくなるまで価格の高騰が続くのではないか」と話していて、葉物野菜の高値はあと1カ月ほど続くかもしれません。

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■節約アドバイザーに聞く お得にサラダを作る方法

■節約アドバイザーに聞く お得にサラダを作る方法

 そこで、節約アドバイザーの和田由貴さんに、価格高騰の中でお得にサラダを作る方法を2つ聞きました。

 1つ目は、「カット野菜・冷凍野菜を活用すること」です。

 カット野菜は通常の野菜とは流通経路が異なり、冷凍野菜は旬の時期に大量に冷凍されるため、どちらも野菜価格の高騰の影響を受けにくいのです。

 そのため、野菜が高い時には、カット野菜や冷凍野菜を活用してサラダなどを作るといいのではないかということです。

 ただ、カット野菜はベースが割高になっていますので、目当ての野菜が通常価格に戻った時には、通常の野菜を買うのがおすすめです。

 2つ目は、「屋内栽培の野菜を狙うこと」です。

 屋外の露地栽培の野菜は台風や猛暑の影響を受けやすいのですが、屋内栽培の野菜は影響を受けにくく、価格が安定しやすい特徴があります。具体的には、カイワレ、モヤシ、豆苗、ベビーリーフなどがあります。

 野菜の価格が高騰して大変ですが、「カット野菜」「冷凍野菜」「屋内栽培の野菜」を活用して節約しましょう。

(スーパーJチャンネル「なるほど!ハテナ」2024年9月10日放送)

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