九州〜東北は広範囲で青空 沖縄と北海道は強雨に注意
きょう5日(木)は高気圧に覆われて安定して晴れる所が多くなります。ゲリラ雷雨の心配もなく、過ごせる所が多いでしょう。にわか雨があっても山沿いの一部限定で、降る時間も短いです。ただ、北海道は天気が下り坂で、きょう5日(木)夜からあす6日(金)朝にかけて寒冷前線が通過します。降る時間は短い予想ですが、激しい雷雨に注意が必要です。また、沖縄は湿った空気の影響で不安定な天気になりそうです。
熱帯低気圧と台風の動向は?
日本の南海上では対流活動が活発になっています。今年初めて「猛烈な」勢力にまで発達した台風11号は、南シナ海に進み、日本への大きな影響はありません。
台風11号のほか、熱帯低気圧(台風の卵)が2つあります。現在、沖ノ鳥島付近にある熱帯低気圧は来週にかけて、沖縄方面に近づいてくる恐れもあります。また、熱帯や亜熱帯では雲がまとまる傾向がみられ、新たな熱帯低気圧が発生する可能性も考えられます。9月は、1年の中で最も台風が上陸しやすく、8月に続いて発生数も多い月です。引き続き、今後の台風情報には注意をしてください。
朝晩は秋の涼しさも 昼は真夏の暑さ
きのう4日(水)ときょう5日(木)、朝はこの時期らしい気温となっています。朝晩は秋を感じる、朝晩は過ごしやすくなってきた、と感じている方も多いのではないでしょうか。ただ、きょう5日(木)の日中は気温が上がり、厳しい残暑です。30℃以上の真夏日の所が多く、名古屋や京都などは35℃以上の猛暑日予想となっています。福岡の太宰府では国内の年間猛暑日最多記録を更新する可能性があります。
予想最高気温 きょう5日(木)35℃:甲府、名古屋、京都、岡山、太宰府(福岡)、熊本など
34℃:富山、大阪、広島、鳥取、高松など
週末は猛暑日が続出 体温超えの危険な暑さも
あす6日(金)以降、週末はさらに気温上昇します。東北南部から九州まで猛烈な暑さになりそうです。東京も35℃予想で、9月に猛暑日になれば4年ぶりです。真夏の時期に比べれば、湿度はやや低くなってきていますが、日中はまだまだ熱中症対策が欠かせません。1日を通して秋を感じることができるのは、まだまだ先になりそうです。 この記事の写真を見る(2枚)鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。