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台風10号が各地に大きな被害をもたらしましたが、SNSでニセ投稿も相次ぎました。

8月30日、実際には氾濫していませんが、“多摩川氾濫”というワードが、一時、X(旧ツイッター)でトレンド1位になりました。

■海外の洪水映像や過去の画像が投稿

実際には起きていない“多摩川氾濫”という言葉を使い、海外の洪水映像を投稿したり、5年前の多摩川氾濫の画像を投稿したりする、ニセ投稿がXで横行しました。

ニセ投稿が相次いだのを受け、東京都の宮坂学副知事は、「Xのトレンドに多摩川氾濫が入っており、一部昔の写真が使われている」と注意喚起しました。 ITジャーナリストの三上洋さんによると、ニセ投稿が横行する理由として、
「外国人がデマ投稿で閲覧数を稼いで、お金儲けしているケースが多い。発展途上国の人にとっては良い副業になっている」といいます。

また、「既に拡散されている内容をコピーして投稿する場合や、翻訳ソフトなどを使用して投稿する場合が多い」ということです。

ニセ投稿にだまされないためには、「投稿者の過去の投稿内容やプロフィールを確認して、信頼できる情報か確かめることが必要だ」といいます。

(「羽鳥慎一 モーニングショー」2024年9月3日放送分より) この記事の写真を見る(4枚)
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