「パソコンの修理のために3万円払う必要がある」などとウソの電話で、三重県津市に住む50代の女性が51万円分のAppleギフトカードを購入し、だまし取られました。

 警察によりますと、4月13日午後3時ごろ、津市に住む50代の女性が操作していたパソコンの画面に、突然「修理するためにはマイクロソフト社へ連絡ください」などと画面にメッセージが表示され警告音が鳴ったため、表示された電話番号に連絡したところ、片言の日本語を話す男から「パソコンの修理のためには3万円払う必要がある」などと伝えられたということです。

 女性は男の指示に従って、コンビニエンスストアで電子マネー3万円分を購入し、コード番号をパソコンに入力しましたが、男から「コードの入力が間違っていたので新しいカードを買ってきてください」などと言われたため、コンビニエンスストアでその後も4回にわたってカードを購入し、計51万円分をだまし取られたということです。

 夜になって女性が知人に話したところ「詐欺ではないか」と言われたため、三重県警津署に相談して事件が発覚しました。

 警察は、特殊詐欺事件として捜査しています。

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