名古屋市は3日、市バスの運転中にスマートフォンを操作していたとして、52歳と34歳の男性運転手2人をいずれも停職4カ月の懲戒処分にし、発表した。
市によると、52歳の運転手は3月、回送運転中に対向車線を走行中の市営交通100周年記念のラッピングバスをスマホで撮影。この日以外にも3回操作した。34歳の運転手は4月、回送運転中に音楽を聴いたり動画を見たりした。ほぼ毎日、運転中に操作していたことが確認された。
21年7月、営業運転中にスマホでネットニュースを見ていた運転手が、交差点で車と衝突事故を起こした。これを受け、市は運転手がバスにスマホを持ち込むのを原則禁止にしていた。処分を受けた2人は「ばれないと思っていた」と話しているといい、市は今後、抜き打ちでドライブレコーダーをチェックしていくという。
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