ダイハツ工業の元嘱託社員(30)が、うつ病など精神疾患への配慮を怠り、上司からのパワハラにも対応しなかったとして、同社に雇い止めの撤回を求める労働審判を大阪地裁に申し立てた。元社員は障害者雇用だった。29日、記者会見し明らかにした。

同社は「係争中のためコメントは控えたい」としている。

申立書によると、元社員は2023年3月、1年間の有期雇用で同社に入社した。在職中、上司からパワハラ被害を受けるなどして持病が悪化。同社に環境改善を求めたが、今年2月に雇い止めとなった。

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