福岡県みやこ町の路上で５０代の女性が頭から血を流した状態で見つかり、その後死亡した事件で、警察は２５日、ひき逃げの疑いで２１歳の女を逮捕しました。

みやこ町勝山黒田の路上では、４月２２日午後８時ごろ、近くに住む保育士の中尾玲子さん（５６）が頭部から血を流し、心肺停止の状態で倒れているのが見つかり、約４時間後に搬送先の病院で死亡が確認されました。

警察によりますと、その後の捜査で、行橋市に住む飲食店従業員・嶋田心優（しまだ・みゆ）容疑者（２１）が普通乗用車で中尾さんをひき、死亡させるなどした疑いが強まったとして、２５日午後に逮捕しました。

嶋田容疑者は、事件が起きた数時間後に「もしかしたら人にぶつかったかもしれない」と警察に電話していて、調べに対し「大変なことをしてしまった」と話しているということです。

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