長崎市で開かれた「高校生平和大使」の帰国報告会=24日午前
核兵器廃絶を訴える署名をスイス・ジュネーブの国連欧州本部に届けた「高校生平和大使」が24日、長崎市で帰国報告会を開き、広島市立基町高2年で被爆4世の甲斐なつきさん(17)は「壁に当たることもあったが、署名してくれた人の思いを届けられた」と話した。約1年間で全国から集めた9万6428筆の目録などを20日、軍縮部に提出していた。 報告会では、スライドで活動の成果を示し、一人一人が感想を発表。傍聴した軍縮会議では、ロシアがウクライナや欧州連合(EU)を批判し、反対に別の国がロシアを非難する応酬があったという。 今年の平和大使は17都道府県から23人が選ばれた。
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