熊本県立熊本工業高1年の生徒が2022年10月に自殺した問題を巡り、県教育委員会が設置した第三者委員会は21日、部活動内で受けたいじめが自殺に「影響を与えた可能性が高い」とする調査報告書をまとめた。炎天下の屋上で30分以上立たせたまま「殺すぞ」と言われるなど5件のいじめがあったことも認定した。
委員会のトップを務めた八ツ塚一郎熊本大大学院教授は「一番大きな問題は、学校の継承してきた風土だと判断した」と述べた。
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