大阪府の吉村洋文知事は21日の記者会見で、能登半島地震で被災した子どもと保護者を2025年大阪・関西万博に無料招待する事業に充てるため、ふるさと納税の募集を始めると発表した。大阪観光を含む2泊3日を想定し、交通費や宿泊費も賄う方針。返礼品は万博入場券で、府がふるさと納税に返礼品を設けるのは初めて。
対象は石川県の輪島、珠洲、穴水、能登4市町の小学5、6年生と中学生。来年夏に実施予定で、集まった寄付額に応じて事業規模を決める。3千万円集まれば、保護者1人が同伴する形で80組160人程度を招待できると見込んでいる。
10月下旬から来年5月まで受け付ける。
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