2024年6月、高松市で同僚の男性を刃物で刺し殺害した疑いで、19歳と18歳の男が逮捕された事件で、事件当時、18歳の男が19歳の男にナイフを渡していたことが捜査関係者への取材で新たに分かりました。
この事件は、24年6月13日午後8時ごろ、高松市田村町の路上で、解体作業員の高井叶夢さん(19)の胸を刃物で刺して殺害したとして、同僚だった19歳と18歳の男が殺人の疑いで逮捕されたものです。
高松地方検察庁は8月21日、19歳の男を殺人の疑いなどで高松家庭裁判所に送致しました。また、18歳の男については、殺人容疑を不起訴にし、暴力行為法違反ほう助の疑いで高松家裁に送致しました。地検は不起訴の理由を、証拠関係を検討した結果としていて、捜査関係者によりますと、事件当時、18歳の男が19歳の男にナイフを渡し、19歳の男が高井さんを刺したということです。
これまでの警察の取り調べに対しては、2人はいずれも殺意などを否認しています。
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