押収された覚醒剤(20日)

覚醒剤約7キロをスーツケースに隠して密輸したとして、大阪府警は20日までに、マレーシア国籍の会社員の男(28)=住居不定=を覚醒剤取締法違反(営利目的共同輸入)の疑いで逮捕した。府警は認否を明らかにしていない。大阪税関は7日付で関税法違反の疑いで大阪地検に告発した。

発表によると、男は氏名不詳の人物らと共謀。マレーシアのクアラルンプール国際空港から7月21日に関西国際空港に到着した際、スーツケースに覚醒剤約7.7キロ(末端価格約5億950万円)を隠して密輸した疑いが持たれている。

大阪税関によると、男は滞在目的について税関職員に「大阪で1週間観光する」と説明。期間の長さを不審に思った職員が手荷物を調べたところ、ラミネート加工を施したクリアファイルなどに隠された覚醒剤が見つかったという。

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