開通した「乗鞍スカイライン」の先頭を走るバス=20日午後、岐阜県高山市
2022年9月に路面が崩落し、通行止めが続いていた岐阜県高山市の観光道路「乗鞍スカイライン」(全長14・4キロ)が20日、約2年ぶりに開通した。一部は仮設道路で片側通行となる。自然を保護するためマイカーは規制され、バスやタクシー、自転車は10月末まで通行可能。県は27年度中の全面復旧を目指している。 午後1時の開通に先立つ式典で、田中明市長は「乗鞍を満喫していただける機会がまた訪れたことを非常にうれしく思っている」とあいさつした。 乗鞍スカイラインは20年7月の豪雨で崩れ、約1年後に一部片側通行で再開。22年9月に全面復旧の予定だったが、同じ場所が再び崩れた。
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