名人戦七番勝負第2局の2日目は、千葉県の成田山新勝寺で豊島九段が封じた39手目が開封され、午前9時に始まりました。
タイトル戦21連覇中の藤井八冠は、この名人戦は初防衛がかかっていて、「第1局で反省点があったので、それを踏まえてより良い将棋が指したい」と連勝を狙います。
一方、5年ぶりの名人返り咲きを目指す豊島九段は「第1局は9時間という持ち時間で久しぶりに対局して手応えがあった」と話していて、1勝1敗のタイに戻したいところです。
対局は最後まで一進一退の攻防の末、午後9時15分すぎ、先手の豊島九段が投了しました。
藤井八冠が第1局に続き連勝です。
藤井八冠が一気に初防衛に王手をかけるのか、豊島九段が1勝を返すのか、第3局は来月の8日と9日に東京・大田区の羽田空港第1ターミナルで行われます。
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