8月2日夜、福岡県大牟田市の交番に包丁を持った男が訪れ、警察官に逮捕されました。

男は「大人であれば誰でもいいから刺したいと思った」などと話しています。

大牟田警察署によりますと、8月2日午後7時すぎ、大牟田市の大正町交番で、出動から戻ってきた警察官が、刃渡り14.7センチの包丁を持って交番の中のソファーに座っている男を発見しました。

警察官に気づいた男は交番の入り口前に立ち塞がり、警察官が「包丁を捨てろ」と警告したところ、無言で包丁を警察官に向けたということです。

応援で駆けつけた警察官らが、自称・福岡市東区下原の無職・國崎新吾(くにさき・しんご)容疑者(56)を取り押さえ、銃刀法違反の現行犯で逮捕しました。

ケガ人はいませんでした。

警察の調べに対し、國崎容疑者は「包丁を持っていた理由は人を刺したりするためです」「大人であれば誰でもいいから刺したいと思いました」などと話しています。

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