北九州市で2012年、暴力団員の入店を禁じる「標章」を掲示した飲食店経営の女性が襲撃された事件を巡る民事訴訟で、最高裁第3小法廷(宇賀克也裁判長)は、特定危険指定暴力団工藤会トップ野村悟被告(77)=組織犯罪処罰法違反などの罪で無期懲役判決、検察側が上告=ら幹部3人の上告を退ける決定をした。7月31日付。約6150万円の支払いを命じた一、二審判決が確定した。
判決によると、女性は12年9月、帰宅時に工藤会系組員から刃物で顔を切り付けられるなどして重傷を負った。幹部3人に約7900万円の損害賠償を求めて提訴した。
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