健康保険組合連合会(健保連)は23日、大企業の社員らが加入する全国の健保組合の2024年度予算推計をまとめ、平均保険料率は前年度比0・05ポイント増の9・32%で過去最高になったと発表した。経常収支赤字額は6578億円で、前年度と比べて956億円膨らむ。高齢者医療の財政を支えるために拠出する「支援金」が増えたことなどが要因。  健保連は4月1日時点で約1400組合が加盟する。うち赤字は前年度比103増の1194組合で86・6%を占めた。保険料率を引き上げたのは150組合、引き下げたのは75組合で、残りは据え置きだった。


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