気象庁 “平均気温は高い予想 熱中症への早めの対策を”

気象庁は、来月から3か月間の長期予報を発表しました。

それによりますと、太平洋高気圧の西への張り出しが例年より強まることなどから、日本付近は暖かい空気に覆われやすく、平均気温は3か月を通して全国的に高いと予想されています。

月別では、いずれも北日本で平年並みか平年より高く、東日本と西日本、沖縄・奄美で平年より高くなる見込みです。

気温が高くなる条件が重なれば来月や6月でも30度以上の真夏日となる可能性があるとして、熱中症への早めの対策を呼びかけています。

梅雨の時期含めた3か月間の降水量は

梅雨の時期を含めた3か月間の降水量は、西日本の太平洋側と沖縄・奄美では、暖かく湿った空気が流れ込みやすい影響で平年並みか平年より多いと予想され、西日本の日本海側と東日本、北日本ではほぼ平年並みとなる見込みです。

気象庁「暑さに慣れていない時期に気温急に上がる可能性」

気象庁異常気象情報センターの田中昌太郎所長は「体が暑さに慣れていない時期に気温が急に上がる可能性がある。熱中症特別警戒アラートが出なくても高温になれば熱中症の危険性が高まるので十分注意してほしい」話しています。

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