秋田県で24日から県南部を中心に大雨となった。秋田県や県警などによると、湯沢市で道路工事の作業中に1人が土砂崩れに巻き込まれて行方不明になったほか、にかほ市で消防団員1人が負傷した。河川堤防の決壊や住宅の浸水被害も出た。
県警や消防によると、25日午前8時45分ごろ、湯沢市で「道路工事の作業中に1人が土石流に巻き込まれた」と119番があった。また、にかほ市によると、24日夜、消防団員の男性がパトロール中、電柱のワイヤ状のものにぶつかり軽傷とみられる。
25日未明には由利本荘市で石沢川の堤防が決壊。市は午前2時25分に周辺に住む86世帯の231人に緊急安全確保を発令した。大仙市と横手市、にかほ市などでも避難指示が発令された。
県集計では、住宅17棟が床上浸水、25棟が床下浸水した。
JR東日本によると、羽越線や奥羽線の秋田、山形両県の一部区間が運転見合わせになった。〔共同〕
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