トレーラーハウス型、コンテナ型の客室があるホテルはコロナ禍を経て、各地で注目されている。移動させることができ、災害時の仮設避難場所やウイルス対策の隔離施設として利用できるからだ。こうしたホテルが8月1日、滋賀県彦根市の彦根城近くにオープンする。
ホテルは、近江鉄道が運営する複合商業施設cocotto HIKONE(ココット彦根、同市松原町石持)の敷地内にできる。ヒーローライフカンパニー(東京)が運営する「Trailinn彦根城」。シングルとファミリータイプ計30室が並ぶ。
外装は断熱を重視した、住宅に使われるガルバリウム鋼板。内部にはテレビ、電子レンジ、洗濯機などを備える。フロントは無人チェックインシステムを採用している。下部に車輪があり、移動が必要な場合は牽引(けんいん)して運ぶ。(藤井匠)
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