日弁連の渕上会長は22日、日本記者クラブでの会見で「初の女性会長になった意義を示すために選択的夫婦別姓制度の国会への要請を続けたい」と抱負を述べました。
また、家族観が多様なものとなり、親族や相続に関する争いが増加することで家庭裁判所の重要性が増していることにも触れ、「紛争解決のスピードと実を上げるために人的・物的面で拡充が必要だと訴えていく」とも述べました。
渕上会長は1983年に弁護士となり、東京弁護士会の会長などを歴任し、1日付で日弁連の会長に就任しました。
弁護士、裁判官、検察官の法曹三者で女性がトップに就くのは初めてです。
画像:日本記者クラブで行われた記者会見
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