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 東京都は19日、築地市場跡地の再開発を行う業者予定者を決定したと発表した。築地市場の幕引きからおよそ5年、地元の人はようやく動き始めた再開発をどう思っているのか。

■「変幻自在なスタジアム」再開発の目玉

 東京都は、築地市場跡地の再開発事業予定者を三井不動産や読売新聞グループなどに決定したと発表した。  再開発の目玉となるのは、5万人規模のスポーツ大会やコンサートなどに対応可能な全天候型の大規模施設だ。観客席などを動かすことが可能で、野球場やアメリカンフットボール場など、変幻自在に姿を変えるスタジアムになるという。  そのほかにも、築地の食文化を世界に発信するため、築地場外市場と連携したフードホールをはじめ、空飛ぶクルマの発着場やオフィス、ホテルなどが2032年度の完成を目指し整備される予定だ。 70代
「(Q.築地の跡地が再開発されるということで、どうです?)ずっと決まっていなかったから、何になるんだろう、何になるんだろう。とっても不思議に思っていたけど、方針が決まってうれしいです』

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■「築地市場再開発」寄せられた様々な声

■「築地市場再開発」寄せられた様々な声

 市場関係者から反対の声もあるなか、2018年に豊洲へ移転し、83年にも及ぶ歴史に幕を閉じた築地市場。あれから5年以上が経ち、ついに始動する再開発に様々な声が聞かれた。 20代 不動産関係
「近くに住んでいるので、再開発も進んですごく楽しみ。晴海の方に引っ越すんですけど、資産価値も見て、今マンションも高いので、今後値崩れしない所は重きを置いています」 観光客
「関西からも来たくなるような楽しい施設ができると、イベントとかあれば来ると思います」

 長年、築地の周辺で営業する鮮魚店はこう話す。

まぐろ屋 斉藤水産 斎藤又雄統括責任者
「やっぱり昔ながらの築地市場、それでまた新しいものも入れてみたいな。そういうのが、僕らとしては(再開発の)理想だとは思っていますけど。まだまだそれはね、僕らでは決められない部分が出てくるんじゃないですか。これから本当にまるっきし変わっちゃうのかなという不安もありますしね」

(「大下容子ワイド!スクランブル」2024年4月22日放送分より)

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