若者がSNSなどから闇バイトに応募して犯罪に加担することがないよう、警視庁目黒署は夏休みを前に12日、地元の高校で防犯講話を行った。登録者数278万人の3人組の人気ユーチューバー「ばんばんざい」が一日広報大使として参加し、SNSの使い方などについて語った。

 講話は目黒日本大学(東京都目黒区)であり、3年生約300人が参加した。生徒からはSNSやアルバイトに関する質問が相次いだ。知らない相手に学生証の写真を送ってしまったらどうすればいいかと聞かれたメンバーのみうさんは、「1人で解決しようとせず、周りの大人や友人に相談して」とアドバイスしていた。

 濱田勝行署長は「いま一度闇バイトの危険性を認識して。安易な考えで犯罪に加担して夢や人生を台無しにしないでほしい」と訴えた。(御船紗子)

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