直木賞に決まった「ツミデミック」はコロナ禍の社会を舞台に、犯罪に手を犯したり、巻き込まれた人々を描いた短編集です。
新型コロナウイルスというパンデミックによって、登場人物の人生が狂わされていく姿が描かれています。
作者の一穂ミチさんは大阪市出身の46歳で、会社員で働くかたわら、2007年に小説家デビューしました。
2014年の「イエスかノーか半分か」はアニメ映画化され、「スモールワールズ」と「ひかりのとこにいてね」はいずれも本屋大賞で3位に輝きました。
直木賞は3回目のノミネートでの受賞となりました。
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