京都府宇治市の公園に設置された「志を☆(繋の車のタテ棒が山)ぐ碑」。左から2人目は京都アニメーションの八田英明社長=14日午前
36人が死亡した2019年7月の京都アニメーション放火殺人事件を伝える碑が14日、本社のある京都府宇治市の「お茶と宇治のまち歴史公園」に完成し、設置報告会が開かれた。遺族や八田英明社長らが参加。娘を亡くした父親は「亡くなった方々の思いを胸にこれからも前を向いて歩んでいきたい」と述べた。一般公開には多くのファンらが訪れ、犠牲者を悼んだ。事件は18日で発生から5年となる。 報告会では「大切な仲間を忘れたことはない。多くの方にとって想いを寄せる象徴となることを願っている」と社員代表の言葉が代読され「夢と情熱を人から人へ」などと記された碑文も読み上げられた。
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