都知事選から一夜が明けた8日、戦いを終えた人たちが様々な動きを見せました。
■小池氏「速やかに戦略的に」 2位躍進の石丸氏今後は?
3選を果たし、大勢の職員から拍手で迎えられた小池百合子都知事(71)。花束を受け取ると笑顔を見せました。 小池都知事「3期目任せるよと。そして、より改革を進めろよという都民の皆様方の声、しっかり受け止めてまいりたいと思います。これからも頑張っていきましょう。本当にありがとうございました」 小池氏はその後、都議会の各会派にあいさつ回りを行い、支援を受けた自民党と公明党、都民ファーストの会からは盛大な出迎えを受けました。 一方、蓮舫氏を全面支援した立憲民主党では拍手はなく、小池氏は淡々と3期目の都政運営への協力を求めました。 小池都知事
「第1子の保育料の無償化、また多摩地域などの給食費についての交付金を活用したサポートなど、財政の裏付けをきっちりとりながら、今回の公約をできるだけ速やかに、また戦略的に組み込んでいきたいと考えております」 小池氏に敗れた石丸伸二氏(41)。選挙戦では、SNSや動画サイトを駆使して知名度を上げ、若者を中心とした無党派層からの支持を集めて躍進しました。 その石丸氏は8日にSNSを更新しました。 石丸氏(Xから)
「この2カ月で返していない連絡が山のように積み上がってしまいました…少しずつ対応しています。かなり時間が掛かると思いますので、何卒ご容赦下さい」 都知事選や今後についての言及はありませんでした。
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■辻元氏が本音?「もう通用せえへんのかな」■辻元氏が本音?「もう通用せえへんのかな」
その石丸氏にも敗れ、3位となった蓮舫氏(56)も、8日は姿を見せることなく、SNSを更新するだけにとどめました。 蓮舫氏(Xから)「選挙戦を通じて同じ思いの声が広がったことが嬉しかった。私へ投票してくださった方の期待には応えられませんでしたが、楽しい選挙でした」 都知事選の敗北に、立憲民主党の幹部からは弱気な発言が飛び出しました。
当初、小池氏との一騎打ちになるかと思われていましたが、まさかの3位に終わった蓮舫氏。都知事選の結果を受け、立憲民主党の幹部からは思わず本音が…。
立憲民主党 辻元清美代表代行「候補者(蓮舫氏)に相当寄り添っていろいろやりましたけど、落ち込みましたよね。政党としても、私個人としても、やっぱりもう私古くなったのかな。やっぱりもう通用せえへんのかなとか、きのう、ちょっと思ったんだけど。そうは言うてられへんわと、またここに立っているわけで。私たち自身がどうアップデートできるかということが問われているんじゃないか」
(「グッド!モーニング」2024年7月9日放送分より)
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