第11管区海上保安本部(那覇)は3日、沖縄県・尖閣諸島周辺の領海に侵入していた中国海警局の船3隻のうち1隻が、午後8時25分ごろ、領海外側の接続水域に出たと発表した。残る2隻はとどまっており、海上保安庁の巡視船が領海から出るよう警告した。中国当局の船による尖閣周辺の領海侵入は2日連続で、今年25日目。
11管によると、3隻は2日午後1時40分ごろ以降、相次いで領海に侵入。いずれも機関砲のようなものを搭載し、日本漁船の動きに合わせて航行していた。
尖閣周辺で中国当局の船が確認されるのは195日連続。日本政府による2012年9月の尖閣諸島国有化後、最長の連続日数を更新した。
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