観光庁が28日公表した5月の宿泊旅行統計(1次速報)によると、国内のホテルや旅館に泊まった日本人と外国人は、前年同月から0.8%増の延べ5176万1760人だった。日本人が6.8%減の3945万7880人だったのに対し、外国人は36.4%増の1230万3880人。
宿泊施設の客室の利用状況を示す稼働率は、2.7ポイント上昇して58.8%だった。
5月の宿泊者数は、新型コロナウイルス禍前の2019年同月比では0.7%増だった。
観光庁は24年4月分の2次速報も発表した。都道府県別に前年同月からの伸び率をみると、石川(57.1%)や鳥取(42.9%)、福井(42.3%)が目立った。
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