校舎内で放課後のマンツーマン指導中、5人の女子生徒の頭などの体を不必要に触り、嫌悪感を与えたとして、北海道東部の道立高校に勤める男性教師(53)が停職4か月の懲戒処分を受けました。
男性教師は2023年11月から2024年2月までの間、放課後の教科指導室でのマンツーマン指導中、女子生徒の頭をポンポンとなでたり、抱きついたり、手を握りながらさすったりしました。
被害に遭ったのは女子生徒5人で、その後、一部生徒が担任に被害を訴えました。
北海道教育委員会によりますと、5~6回以上、被害を受けた生徒もいました。
男性教師は指導中、生徒が成果を出したときに行為に及んでいて、「生徒をほめてあげたかった。励ましたかった」と話しています。
セクハラの認識はなかったということです。
男性教師が女子生徒を呼び出したのか、女子生徒が放課後の指導を希望したのかは明らかになっていません。
道教委によりますと、男性教師が触ったのは女子生徒の性的な部位ではなく、被害届が提出されたかは判明していません。
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