北朝鮮に拉致され、その後帰国を果たした蓮池薫さん(66)がBSフジ「プライムニュース」に生出演し、拉致問題解決のために自ら発信して「力になりたい」と訴えた。
初めてテレビに生出演した蓮池薫さんは、被害者家族の親世代が2人だけとなったことに危機感を募らせ、北朝鮮の拉致問題は解決済みとの姿勢は「絶対に受け入れられない」と強い口調で訴えた。
拉致被害者・蓮池薫さん「重要なところは、北の“解決済み”というものは絶対受け入れられないということを伝えに来た。(横田)早紀江さんも(有本)明弘さんもお年を取っていかれる中で、さらに今発信していかなければ、少しでも動かすうえで力になりたいなと」
また蓮池さんは、金正恩(キム・ジョンウン)総書記の妹・与正(ヨジョン)氏が、「日本側とのいかなる接触も、交渉も無視して拒否する」との立場を示したことについて、「決して日本との交渉を断ち切ったとは思っていない。近い将来、必ずこれを布石に、米朝が動くような時にもう一度やってくる。その時が正念場ではないか」と述べた。
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